以前、「小説家になろう」「pixiv」にて掲載しておりました『ようこそ紅葉坂萬年堂』が、
このたび小学館文庫「キャラブン!」より刊行されます!

ネット掲載時にもイラストを手がけてくれたゆき哉さんが、こちらでも表紙のイラストを描いてくれました。新しいイラストです。がっつり万年筆な表紙です。
表紙に描かれた万年筆は、作中で実際に出てくる万年筆です。
主人公の綾瀬葵が一目惚れした万年筆も、描かれていますね……。さてどれでしょう。
情報が出たらtwitterなどで随時お知らせして参ります。
詳細につきましてはキャラブン!の公式ホームページをご覧下さい。
https://charabun.shogakukan.co.jp/sinkan/nextmonth.html
刊行に当たって、加筆修正はもちろん、いまの状況に合わせて書き直したりしました。
最初に書いた時にはあったはずのデルタが廃業していたり、パイロットのグランセがリニューアルしていたり……。(わたしが3本目くらいに買った万年筆がグランセでした)
とくに、デルタは大好きな万年筆のメーカーだったので、正式に廃業のお知らせが出た時には崩れ落ちましたね。
作中にも出てくるドルチェビータをつくっていたデルタはなくなってしまいましたが、
デルタの創業者の一人であるチロ・マトローネさんの息子サルバトーレ・マトローネさんが技術を引き継いで新しいブランドを立ち上げています。
https://diamond.gr.jp/brand_dia/leonardo-officina-italiana/
どことなくデルタの雰囲気を感じるモデルが出ているので、是非見てみてください。
ドルチェビータのあの鮮やかなオレンジと再会できます。
というわけで、作中でドルチェビータを持っている彼には、大事にして欲しいところです。
とかなんとか、加筆修正しながら時の流れを感じていました。
この本を手に取ってくださった誰かが、新しく万年筆の世界に足を踏み入れてくれたら……
と、そんなことを夢見ています。